お待たせしました!ホワイトの時間がやってきました。
台風一過ですが、お天気は不安定なままですね。傘を持って外出も億劫と言う方は!?
お待ちかね、今回もおすすめ映画の第24弾!!
『母と暮せば』です。
昨年の12月12日に公開した映画で、今年の6月15日にレンタルがスタートし私は映画館、レンタルとも観ました♪
毎年、この時期にくると忘れてはいけない、8月15日の終戦記念日。
皆さんもご存じのこの映画は山田洋次監督の作品!第39回、日本アカデミー賞受賞。
山田洋次監督が親交のあった井上ひさしが広島を舞台にした自身の戯曲『父と暮らせば』と対になる作品として実現を願いながらも叶わなかった遺志を継いで物語を書き上げた珠玉の人間ドラマ。45年8月9日、長崎に投下された原爆によって不意に命を断ち切られた人々の無念と、残された者たちの癒えることのない痛みをファンタジーの要素を交えてつづっています。
内容としては、終戦から3年。一人で暮らす助産婦の伸子(吉永)の前に、原爆で命を落とした医学生の息子、浩二(二宮)が現れ、母子は思いがけず幸福な時間を過ごし、浩二の元恋人で小学校教師になった町子(黒木)のことを気にかけながら、先立った息子との対話で母は悲しみを受け入れ沢�山の話をする。その幸せな時間は永遠に続くと思われたが・・・。
見どころとしては、母子が楽しげに回想する小さな日々のエピソードに加え、母が死んだ息子に「あんたは元気?」と問う際のユーモラスなやり取りが逆に悲しみをあおり、父親の戦死を知らされた少女が必死に涙をこらえるシーンなども、戦争の悲劇を現代に雄弁に伝わってきます。
現在、戦争を体験した方は少なくなりつつある中で、戦争も原爆も知らない方たち(私含めて)、この映画の中から当時の人々の生活や人生を読み取って頂けたらと私も思いました。吉永小百合さんの好きな言葉『故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る』この作品にピッタリな言葉ですね!
この文章を読んでご興味をもたれた方!ぜひ一度機会があればご覧になってください!
あなたも、監督、吉永さん、二宮さんと同様に原爆資料館に行きたくなるかも。
あ、以前から言っていますが画面が良く見えなかったら、メガネ合わせに当店までお越しください~お待ちしております。